前置き
前々からMMInfの小説版を書くって言っておいて中々しなかったが今回ある程度時間が確保出来る目処が立ったので執筆を開始する
ステージ数が"K"と比べても6ステージも増えてるから書きたい事書きまくったらはてなブログの文字数制限(20万字くらい)に引っかかる気がするから今作は分割して掲載する
www.pixiv.net
Pixivにも掲載してるけど直接HTMLが書けるはてなブログの利点を活かしてこっちで補足とか設定の解説とかをしていこうと思ってる
多分全体的に"K"の時ほどページが重くならないはず…
Q:なんでオリジナルタグ付けてるのにタイトルにロックマンって入ってるの?
A:世界観的にロックマン一切関係ないけどおもっくそロックマンをオマージュしてるから というより元々ロックマンシリーズを全て統合して1つのゲームにしたいってコンセプトがあったんで…
荒すぎるあらすじ
本編開始前、インフィニティの作成者である創業者 松本龍次が生きていた頃の話。この時はまだ先に何が起きるのか分からなかった……
本編
21XX年、俺は生みの親である松本博士と最後の会話をした。
思えば俺が作られてから既に50年以上は経過していた。俺がどこか壊れる度に博士は毎回修理してくれていた。俺の基本設計である「整備性」と「拡張性」を重視した設計が修理の時に有意に出ていたらしい。
もっとも、整備しやすいのは俺だけでない。俺の兄弟全員がそうだ。整備性を上げる事で俺達特殊品番のランニングコストを下げている。実に博士らしい考えだ。
だが、拡張性に関しては俺だけは相当重視して設計したようだ。俺のフレームは規格さえ合えば何でも使える機械らしさを追求した。この機能は俺を代表する機能だろう。
俺は"インフィニティ"と名付けられたが、博士は"無限の可能性"という意味で名付けたと言っている。確かに可能性は無限大だろうが、人であろうと機械であろうと抗う事の出来ない物が存在している。寿命だ。
元来俺は工業製品故に人間に比べると遥かに寿命は短いのだが、どこか壊れる度に修理と改良を繰り返してきた。その結果、製造から50年経っても動き、なおかつ最新の規格にも順応している。"テセウスの船"という言葉があるのだが、もはやフレーム以外は製造時と違って別物となっているため原型は残っていないのかもしれない。ただ最初からこういった事を出来るように作られていた。
だが、修理する人が居なくなる今、俺は会社の倉庫で永い眠りについた。博士の「お前が目覚めない事が平和であるのだ」という言葉と共に。開発試験機・実験機としての役目を終えた後に戦闘用として再設計されたからこそ、目覚めないほうが良かったのだ。
そして幾年もの時が過ぎた。内蔵電池が安全のために取り外されていたため明確な時間が分からなかったが、少なくとも50年以上は経っているだろう。すっかり22世紀も終わり、世界は23世紀に入っていた。世界は何度か大戦争兆しは見えたものの、比較的平和に時は過ぎていた。
俺が眠っていた会社では、俺の設計を参考に幾多ものロボットが作られていた。そんな中、1台のロボットが眠っている俺を見に来た。
「…社長、これが僕の兄さんになるんですか?」「えぇネクサス、あなたはインフィニティの設計を改良して生まれたのよ。」長期保存用のケースに入った俺を見つめる二人。この時はまだ何も無かった。これがずっと続くと良かったのだが……
Mission 1に続く
補足とか世界観解説とか
- インフィニティは元々照宮創業当時のアーキテクチャで設計されていたのだが、時代が移り変わるにつれ整備性等の観点からアーキテクチャが別物になっている。
そのため、ガワは制作当初のままでも中身が完全に別物となっておりもはや別物となっているが、同じ型式のまま登録されている。 - 明確な時代設定は決まっていないが、インフィニティの最終起動は22世紀末期で、再起動した時には既に23世紀に入っている。製造は2160年以降。
- ネクサス自体はインフィニティ(の大規模改良後)の設計を基にしたフレームであり、事実上の兄弟機。
- インフィニティの製造当初は新技術実験用機体として使われてきたが、制作者がナンバーズ(初期のインフィニティの兄弟機)が完全に制御不能になった時に力尽くで止めるために戦闘用に再設計された。
- 長期保存用ケースは窒素封入等で、電子部品の寿命を極端に伸ばす物になっている。実はJAXA開発技術の1つ。
- インフィニティの設計自体、改造や拡張を前提とした設計のため、ほぼ全ての部品が簡単に交換出来る構造になっている。要はアンドロイドの形をした自作PCのような物。