チラシの裏

落書き帳兼メモ帳 雑多なゴミを処理する場所

MMInf世界におけるEMPの扱いについて

対機械用兵器と言えばEMPが挙げられる訳だが

現実とかSFでよく対機械用兵器としてEMPがあるけどMMInf時空では"K"とMMInfでは異なる理由でEMPの導入を見送られている

"K"の時代の場合

"K"の場合は指揮系統が全員人間であり、纏っているアーマーがパワードスーツと洗脳装置の両方を兼ねておりEMPで無効化した場合中の人に対する損傷が大きくなると予想されるため使われていない
また、この時期で既に非殺傷兵器が機械頼りのためEMPを起動すると警察・自衛隊が使う非殺傷兵器も無力化されてしまうといったデメリットも存在する
更にステージ自体が商用施設などの復旧作業が長期化すると損害が大きくなる場所ばかりなので作戦全体でEMPの採用を見送られている

MMInfの場合

MMInfの場合は機械兵が敵軍の9割以上を占めているためEMPが有効かと思われるが、人間じゃ戦闘力的に敵わないため警察・自衛隊共に戦闘用ロボットを戦場に投入している
更にEMPからの自動復帰機構がM.W.C.の技術で戦闘用ロボット全般に(製品化一歩手前の物だが)組み込まれているのでEMPを起動したところで時間が経てばEMPの効果が無くなるので投入したところで敵軍を無力化出来ないどころかEMPの起動コストのほうが機械兵の導入コストを上回るため投入を見送られている
また、M.W.C.の技術で改造されたD.A.N.は試験的な技術とはいえアンチEMP機構が組み込まれている(フレームでEMPの電磁波を吸収する構造)ため指揮系統を無力化出来ない事が判明している
このアンチEMP機構はM.W.C.の特許であり、警察・自衛隊が導入している機械兵はほぼ全て三菱ロボティクス*1製であるためこの機構を採用出来ない

また、共通の理由として通信設備が無力化されるため作戦の展開に支障が出るといった理由もある

以上の理由により、作中でEMPが用いられない理由を正当化するスタンスで行く

*1:三菱電機のロボット開発事業が独立した企業 三菱財閥の傘下企業で国内最大手のロボットメーカー